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【タイ】学校の門扉が倒れ、3歳の女児が下敷きになり死亡─深南部ヤラー県
配信日時:2014年6月13日 8時38分 [ ID:594]

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女児を直撃した鉄製の門扉を呆然と見つめる住民たち。

 2014年6月13日朝 マレーシアとの国境に接するタイ南部ヤラー県の学校で校門の門扉が倒れ、通学してきた3歳の幼稚園児を直撃、両親らがすぐに病院に搬送したが、頭を強く打っており、即死状態だった。

 3歳の女児を直撃した門扉は、重い鉄製で以前から壊れており、修理をする計画だったという。学校関係者は、両親への謝罪と保障の準備を進めると共に、2度とこうした悲劇を繰り返さないために門扉の改修を急ぐとしている。

 ヤラー県はタイ深南部と呼ばれる一帯に位置し、マレーシアと国境を接する地理的なこともあり、イスラム系住民が多い。またイスラム過激派もしくは、分離独立派などによる爆弾テロや銃撃事件も頻繁に起こっており、学校や寺院などでは、警察だけでなく、軍隊の警備が常駐する状態が続いている。

【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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