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国際協力銀行、広島アルミニウム工業に融資=タイで自動車部品の製造・販売を開始
配信日時:2014年7月1日 21時42分 [ ID:660]

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タイ東部シーラチャーのハル・アルミナム・タイランド株式会社。

 2014年6月30日、国際協力銀行は、「海外展開支援融資ファシリティー」の一環として、広島アルミニウム工業株式会社(以下、広島アルミ)との間で、国際協力銀行融資分として1400万ドル(約14億円)の貸付契約を締結した、と発表した。

 本件は、広島アルミがタイにおいて、ハル・アルミナム・タイランド株式会社(以下、HALT)を設立し、自動車部品(アルミニウム鋳物製品)の製造・販売を行なうために必要な資金を広島アルミに対して融資するもので、民間金融機関との協調融資による。

 広島アルミは、1921年の創業以来、自動車用のアルミニウム鋳物製品等の製造・販売を行なう中堅企業である。

 アセアンでは、2002年にベトナムに現地法人を設立し、大手自動車メーカーに自動車部品を納入してきたが、タイにおける主要取引先のニーズ拡大に応えるべく、広島アルミは新たな生産拠点としてHALTを設立、今後成長が期待されるタイでの市場シェアの取り込みを企図している。

 本融資は、こうした広島アルミの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献する。

【翻訳/編集:YK】

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