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エアアジア・マレーシア、福岡=台北=コタキナバル線の運航を開始
配信日時:2025年8月16日 11時15分 [ ID:10356]

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テープカットセレモニー/記念撮影に参加する来賓、および主催者(向かって左より) 福岡空港事務所 森島空港長、福岡県企画・地域振興部空港対策局 鞘野空港政策課課長、マレーシア政府観光局 シャリザ・アジズ日本局長、台北駐福岡経済文化弁事処 陳総領事 、エアアジア・マレーシア ダトー・キャプテン・ファレ・マズプトラCEO、サバ州政府観光局 テイ・シュ・ラン上席副最高経営責任者、福岡市港湾空港局空港振興部 正木部長、福岡国際空港株式会社 田川代表取締役社長執行役員

 エアアジア・マレーシア(AK)は2025年8月15日、福岡、台北、コタキナバルを結ぶデイリー運航路線を開設した。この新路線は、同社にとって初の以遠権を活用した路線であり、日本への初就航となる。

 台北発福岡行きの初便(AK1510)は満席で到着し、ウォーターサルートで歓迎された。福岡発台北行きの便も搭乗率が80%を超える好調なスタートとなった。

 エアアジア・マレーシアの最高経営責任者(CEO)、ダトー・キャプテン・ファレ・マズプトラ氏は、「日本市場への足がかりを築けたことを大変嬉しく思います。この新路線は、コタキナバルを東マレーシアの戦略的ハブとして発展させるという当社のコミットメントを示すものです」と話した。
福岡国際空港の田川真司代表取締役社長は、新路線の就航を「大変光栄」とし、この路線が福岡、台北、コタキナバルの3都市間の交流を促進する新たなネットワークとなることへの期待を述べた。

 同日、福岡空港国際旅客ターミナルビルで新路線就航記念式典が開催され、台北駐福岡経済文化弁事処の陳銘俊総領事、マレーシア政府観光局のシャリザ・アジズ日本局長らが祝辞を述べた。陳総領事は、この路線が日台往来の利便性を高め、3都市間の観光、ビジネス、文化交流を活性化させると伝えた。シャリザ・アジズ日本局長は、この路線が「マレーシア観光年2026」を控えた今、日本とマレーシアの絆を強める重要な役割を果たすと話した。
この路線には、エアバスA320neo型機(全186席、うち42席はホットシート)が投入される。

 運航スケジュール(毎日運航)は以下の通り。

* 福岡-台北(桃園):AK1511便、出発17:00、到着18:30(金曜日は18:35)
* 台北(桃園)-コタキナバル:AK1511便、出発19:15(金曜日は19:20)、到着22:50

* コタキナバル-台北(桃園):AK1510便、出発07:40、到着10:55
* 台北(桃園)-福岡:AK1510便、出発11:55、到着15:15

 就航を記念して、2025年8月16日から18日までの期間限定で、福岡発コタキナバル行きが片道23,990円から、福岡発台北行きが片道15,900円からとなるプロモーション運賃が販売される。旅行期間は2025年8月16日から12月15日まで。

【編集:安麻比呂】

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