TODAY 2025年3月20日
タイのニュース
タイ・バンコクの深刻なPM2.5大気汚染、ソウルや北京よりも悪化
配信日時:2025年3月4日 12時00分 [ ID:10114]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2025年、タイの首都バンコクでは大気汚染が深刻な問題となっている。特にPM2.5(微小粒子状物質)は、健康に重大な影響を及ぼす。
バンコクの大気汚染の現状
バンコクでは、PM2.5の濃度が過去最高を記録することが多く、特に乾季にはその影響が顕著だ。2025年のデータによると、バンコクのPM2.5の平均濃度は1立方メートルあたり70マイクログラムを超えている。PM2.5は、車両の排ガス、工場の煙、建設工事の粉塵、そして野焼きなどが主な発生源。これらの要因が重なり、バンコクの空気は非常に悪化している。
健康への影響
PM2.5は非常に小さな粒子で、肺の奥深くまで入り込みやすいため、長期的に吸い続けると喘息や肺炎、さらには肺がんのリスクが増大する。特に子供や高齢者、持病を持つ人々にとっては深刻な健康被害を引き起こす可能性がたかい。
北京との比較
中国の北京もかつては「世界最悪」と言われるほどの大気汚染に悩まされていたが、近年は政府の強力な対策により改善が見られます。2025年のデータによると、北京のPM2.5の平均濃度は1立方メートルあたり40マイクログラムまで低下。しかし、依然としてWHOの基準値を大きく上回っており、特に冬季には大気汚染が悪化することが多い。
ソウルとの比較
韓国のソウルも大気汚染が深刻な問題となっている。2025年のデータによると、ソウルのPM2.5の平均濃度は1立方メートルあたり50マイクログラム。
【編集:af】
|
|
<< 関連記事 >>
タイの新着ニュース
人気ニュースランキング
[ タイ ]
日産タイ第1工場閉鎖の影響とEV化への課題で 岐路に立つ タイ自動車産業
Air France - KLM SkyLounge、バンコク空港でのプライオリティパス利用終了へ
【タイの裏事情】タイで売春合法化が検討される理由(1) 〜性産業は人権問題か経済問題か
その他の国の最新ニュース
ベトナム [ 2024年8月7日 12時00分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2022年4月3日 19時30分 ]
ラオス [ 2023年8月16日 17時00分 ]
国連・SDGs [ 2025年3月11日 13時15分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年3月11日 6時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2023年6月12日 8時00分 ]
ワールド [ 2025年3月17日 12時00分 ]
フィリピン [ 2025年3月19日 12時00分 ]