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モバイルバッテリー発火事故を受け、航空機持ち込み制限が拡大
配信日時:2025年3月27日 5時30分 [ ID:10153]

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成田空港で

 2025年3月27日、モバイルバッテリーの発火事故を受け、航空機内への持ち込み制限が韓国の航空会社を皮切りに、エアアジアなどアジア各国の航空会社に広がりを見せている。

 2025年1月、韓国のエアプサン機内で発生したモバイルバッテリーの発火事故がきっかけとなり、韓国国土交通部は新たな規制を導入した。これにより、大韓航空やアシアナ航空を含む韓国本社の航空会社では、機内でのモバイルバッテリーの使用や充電が全面禁止され、頭上の収納棚への保管も制限された。さらに、100Wh以下のモバイルバッテリーは最大5個まで、100Wh超~160Whのものは2個までといった持ち込み制限が設けられている。

 この動きは韓国にとどまらず、台湾やシンガポールの航空会社にも波及。台湾のエバー航空やチャイナエアラインでは、モバイルバッテリーの絶縁措置が義務付けられ、シンガポール航空では4月1日から新たな規制が適用される予定。エアアジアを含む他のアジア地域の航空会社も、同様の規制を導入し始めている。

【編集:af】

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