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中国製小型ジェット機C909、東南アジア市場での売り込みが進む
配信日時:2025年4月12日 6時30分 [ ID:10173]

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ラオス国営航空 Facebookから

 2025年春、中国製の地域路線用小型ジェット旅客機C909が、東南アジア市場で順調に導入されつつある。ラオス国営航空やベトジェットエアがC909の運航を開始する計画だ。

 C909の製造元である中国商用飛機(COMAC)は、3月30日にラオス国営航空へC909を初めて引き渡した。中国国産ジェット旅客機がラオス市場に初進出だ。ラオス民間航空局は、3月18日にCOMACへ航空機型式証明書を発行した。ラオス国営航空の保有するジェット機は、これまでエアバスA320一機種だった。

 ベトナム最大のLCC(格安航空会社)ベトジェットエアは、4月中旬からC909を国内線に導入。首都ハノイとベトナム南部の港町ブンタウを結ぶ定期便4便を運航するほか、ホーチミン市とブンタウを結ぶ定期便4便も計画されている。

C909仕様

座席数:78~95席 (ラオス国営航空は、90席)

航続距離:約3,700km

エンジン:ゼネラル・エレクトリック社製CF34-10Aエンジンを2基搭載

初飛行:2008年

運用開始:2016年

製造元:中国商用飛機(COMAC)

【編集:NH】

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