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ボーイング737MAX、安全性と利用への懸念
配信日時:2025年5月1日 6時00分 [ ID:10192]

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イメージ Wikipediaから

 2025年5月、ボーイング737MAXは、最新技術を搭載した効率的な航空機として注目を集めている。一方で、過去の重大な事故から安全性への懸念が高い機種だ。2018年と2019年に起きたインドネシアとエチオピアでの事故は、737MAXに新たに搭載された自動操縦補正システム「MCAS」の不具合が原因とされている。乗員・乗客全員が死亡し、同型機の運航が一時停止された。

 ボーイング社はMCASの改修を行い、同機を「安全性が改善された」と主張している。しかし、一部の専門家や利用者からは、依然として安全性に対する疑問が残っているとの声が聞かれる。YouTube・底辺CA福永かおるチャンネル『【航空業界のタブー】JALパイロット杉江弘 vs CA! 壮絶な組合闘争と昇格差別・B737MAXが危険すぎる実態を赤裸々に語る。』でも指摘されている。

 韓国では多くの航空会社がボーイング737MAXを導入しており、ほかのアジアの航空会社も同様の動きがある。

 予約時に他の機種が設定されていても、機材繰りの関係で737MAXに振り替えられるリスクがある。当面の間、737MAXを運航する航空会社の利用を避けることが賢明だ。

【編集:NH】

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