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【山口 理津子・医食同源】ティウ先生のハーブ料理レッスン
配信日時:2025年5月15日 12時00分 [ ID:10212]

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ティウ先生のハーブ料理レッスン

 2025年5月、バンコクで長年ルーシーダットンやタイマッサージ、ハーブボールなどのスクールを主催しているティウ先生のハーブ料理レッスンを受けてきました。

 近年ではタイも化学調味料や便利な調理器具が普通になり、自然のハーブを石臼を使って料理することも減ってきているそうです。

 今回は、ハーブがたっぷり入ったソーセージと日本でも人気のソムタムを作りました。

 石臼ですり潰す前準備として、とにかく材料を細かくしていきます。

 しょうが、うこん、レモングラス、にんにく、赤玉ねぎ、こぶみかんの葉、とうがらしなどを1種類ずつ潰し、バナナの花、豚肉を入れてまぜます。

 石臼でペースト状にしていくので、刻んで石臼で潰すまで2時間以上かかりました…。
もくもくと無の境地です。大変な作業ですが、ハーブの効能なども聞きながら作るので、楽しい時間でもありました。

 豆から作られたという皮に少しずつ棒で押し出すように詰めていきます。先生はするすると詰めていましたが、やってみるとハーブが色々な硬さや形なので、コツがいるようです。

 ハシを結んだら、蒸してから焼いていきます。ハーブがぎっしり詰まったソーセージの完成です。タイの北部で食べられるそうです。ハーブの食感と香りが今まで食べたことのない、美味しいソーセージでした。

 固いマンゴーを使ったソムタムは、細く切ったマンゴーにとうがらし、にんにく、魚醤、、タマリンド、トマト、ピーナッツなどを入れます。

 調味料類を石臼で潰してから、マンゴーを入れて合えます。唐辛子5本にしてもらったのですが、辛くて酸っぱくて、作りたてでとても美味しかったです。

 新鮮なハーブを香りを出してから使うタイ料理は、胃腸に負担をかけずデトックスにもいいそうです。なによりとても美味しく贅沢な気分になりました。確実に腕は筋肉痛になります。

【執筆:山口 理津子】

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