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新型コロナ感染拡大、変異株「NB.1.8.1」6月下旬から7月上旬がピーク
配信日時:2025年5月29日 19時15分 [ ID:10236]
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2025年5月29日、アジアを中心に新型コロナウイルスの感染拡大が再び懸念されている。特に、タイ、香港、シンガポール、中国などで感染者数が増加し、各国保健当局が警戒を強めている。
現在注目されている変異株は「NB.1.8.1」。これはオミクロン株の亜系統であり、感染力が高く免疫回避能力が顕著だ。NB.1.8.1株は、中国本土や香港を中心に急速に広がり、今ではアジアやオセアニアでも感染拡大が進んでいる。ベトナムでは、ホーチミン市を中心に多くの検体からNB.1.8.1株が検出されている。
その他にも、新型コロナウイルスの変異株は、既存のワクチンの中和抗体に対して逃避性が高く、感染力が高いとされている。これらの変異株は重症化リスクが増しているわけではないが、感染を防ぐための予防策が重要だ。
新型コロナウイルスの症状は、変異株によっても多少異なるが、一般的には発熱、咳、体全体の疲労感などが見られる。重篤患者の入院状況は、感染拡大地域で増加傾向にあり、免疫力の弱い人が感染し治療が遅れると死亡するケースもある。
感染拡大の原因として、抗体の低下やウイルスの変異による免疫回避が挙げられる。当初、感染拡大のピークは5月下旬に予測されていた。中国北部の一部地域では感染者数が減少し始めているが、全体の勢いは弱まっておらず6月下旬から7月上旬がピークになるとの見方をしている専門家が多い。各国は、感染防止策を強化することが重要だ。
【編集:NH】
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