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成田-セブ線、運航を再開、ユナイテッド航空が初便、他社も5日から順次再始動
配信日時:2025年11月4日 20時30分 [ ID:10521]

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セブ空港のある、マクタン島ラプラプ市内

 大型台風「ティノ(Tino)」の接近に伴い、11月4日に全面的な欠航が続いていた日本とフィリピン・セブ島を結ぶ主要路線が、4日夕方から運航を再開した。

 運航再開後の初便となったのは、ユナイテッド航空の成田発セブ行きUA32便、成田を17時55分に出発しセブに向けて飛行中で、22時3分ごろ到着予定だ。セブへの入国を待っていたビジネス客や旅行客の足が、ようやく確保された形だ。

 セブ・パシフィック航空とフィリピン航空は、11月5日のセブ発成田行きから運航を再開する予定だ。これにより日本への帰国便を待つ乗客の混乱解消が期待される。

 一方で、セブ島全体のインフラ復旧は依然として途上にある。セブ国際空港があるマクタン島とセブ本島を結ぶ主要な大橋の一部では、一時的な通行止めが実施されている。これにより、空港へのアクセスや物流に大きな影響が出ており、スムーズな移動が妨げられている状況だ。

 さらに、既報の通り、セブ島各地で発生した停電や通信障害も完全に解消されてはおらず、多くのエリアで断続的な電力供給や通信が不安定な状態が続いている。

【編集:Eula】

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