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【タイ】「うまいっしょ北海道」に出演した津軽三味線にタイ人が熱狂
配信日時:2014年11月26日 17時45分 [ ID:1224]

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タイガークラブと津軽三味線の競演は、まさにタイと日本の魂のぶつかり合いだった。

 2014年11月23日夜、「うまいっしょ北海道」への出演のために来タイした津軽三味線日本一の奏者「忍弥」とパフォーマンス・グループ「一世一代時代組」、そして、メイクアップショーのミワンダフルさんが、バンコク郊外の市場で公演。多くの地元タイ人らに大喝采を浴びた。

「うまいっしょ北海道」でのステージを終えた3組のアーティストが駆けつけ、ほとんどぶっつけ本番で公演が行なわれたのは、バンコク郊外シーナカリン通りの鉄道市場(タラート・ロッファイ)。同所は観光地としても有名なウィークエンド・マーケットと並んで、タイ人には人気のスポット。

 世界中をまたにかけてメイクアップのエンターテインメント・ショーを見せるミワンダフルさんからスタート。観衆から1人のタイ人女性をステージにあげ、メイクを施していく。途中、司会役のタイ人男性にもメイクを施し、タイ人が一番喜ぶ笑いの要素もしっかりと演出。さすが、世界をまたにかけて来た面目躍如といった感じだった。

 続いて、登場した「忍弥」は、2013年度津軽三味線日本一という実力派に加え、そのイケメンぶりにタイ人女性たちの間ではザワメキが起きた。また、初めて見る三味線に興味津々な様子で華麗な手さばきに食い入るように見入っていた。

 一世一代時代組は、北海道を拠点に活躍する和装のダンスグループ。ダンスと和装という出で立ちに、サムライダンスと紹介され、タイ人も興味津々で見入っていた。途中から、この市場をベースに活躍するパーカッション・ユニット「タイガークラブ」がバックに加わると、観衆のボルテージも一段とアップした。

 最後に津軽三味線の忍弥とのジャムセッションでは、この日最高潮の盛り上がりとなり、演奏者の卓越したテクニックに、観衆は感動とともに笑顔が溢れていた。

 日本が好きなタイ人。タイが好きな日本人。こうした草の根での交流が今後もますます増えていくであろうし、増えていってほしいと切に願う。そうなれば、心の絆とともに相互に理解が生まれ、真の国際交流となっていくはずだ。

【取材/撮影:そむちゃい吉田】

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