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タイの僧侶、バレンタインデーは健全に過ごそうと青少年に訴える
配信日時:2014年2月13日 18時45分 [ ID:153]

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バレンタインデーはタイでも日本と同じように盛り上がる。都内のショッピングモールではバレンタインのセールが行なわれている。

2014年2月13日、タイの英字紙バンコクポストによれば、2月14日のバレンタインデーを目前に控え、当日は青少年らしく健全に過ごそう、という呼びかけが行なわれている。呼びかけを中心になって行なっているのは、サケート寺のウィチット・タンマポン僧。今年の2月14日はちょうどマカブーチャ(万仏祭)という仏教行事の行なわれる日と重なっており、それにちなんだ青少年のためのイベントも数多く用意しているという。

タイの年間行事は旧暦の太陰暦に則って行われることがほとんどであるため、日にちは毎年変わるが、今年はたまたまバレンタインデーと同じ日となった。ちなみに、この日は仏教行事の祝日であるため、禁酒日でもある。

タイのバレンタインデーは男性が意中の女性や恋人にバラの花などをプレゼントするのが一般的。この日に性行為を行なうカップルも多く、それに伴う未成年の妊娠が非常に大きな問題になっている。

「仏教の本質に触れ、真に心が満たされれば、愛の行き着く先がセックスである必要はないということに気が付くだろう」とウィチット僧は語っている。

【翻訳/編集:小林ていじ】

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