タイのニュース

世界最大のタイフェスティバルー東京・代々木公園で開会式
配信日時:2015年5月16日 11時00分 [ ID:1911]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

ミスタイランド、準ミスタイランド。

 2015年5月16日、東京・代々木公園イベント会場で、「タイフェスティバル2015」が始った。今日と明日の2日間・開催。10時00分から野外ステージで開会式が行われた。元内閣総理大臣 福田 康夫 氏、タナサック・パティママブラゴーン タイ国副首相兼外務大臣も列席した。

 シハサック プアンゲッゲオ駐日タイ王国特命全権大使は「本年、タイフェスティバルは16回目を迎えます。当初は都内および近郊のタイ料理店に呼びかけ、フェスティバルに出店するレストランを集めるのにも苦労しました。今日ではタイ料理ブースを含め188ものブースが出店するまでになりました。

 最初の年は3万人だった来場者も今では35万人近くの方にフェスティバルにお越しいただいています。10倍以上の数字です。タイ料理や飲み物だけでなく、フルーツや民芸品を販売するブースがあります。また、タイフェスティバルは東京だけではなく、大阪、名古屋、静岡、そうして最近では仙台でも開催されるようになりました。今では、タイ料理、フルーツなど、様々な商品が日本でも知られるようになりました。ガパオ、グリーンカレー、ヤムウンセン、トムヤムなどは日本にある多くのタイレストランで味あうことが出来ます。

 また、多くのスーパーではナンプラーやマンゴー、パクチーといったタイの商品も販売されています。東京近郊にタイ料理店が900以上あるのもうなずけます。タイフェスティバルは、こうした流れに、強く貢献したと確信しております。

 今年は、プミポン・アドゥンャデート国王陛下の88歳のお誕生日を記念して、フェスティバルのテーマを「ライス、お米」としております。88は日本語では米寿、つまりお米の年です。フェスティバルでは、タイ米やタイ料理を食べるだけではなく、お米についての様々な内容を紹介する大使館の展示ブース『お米とタイの農家』にもぜひ足を運んでください。

 開会式の後このステージ上では、人形劇、タイボクシング、著名なアーティストによるポップ、ジャズミュージックなどタイの現代、そして伝統的な文化・芸能をご紹介します。どうぞお楽しみください」と開会の挨拶を行なった。

 また日本政府を代表して、タイ友好議員連盟会長の、塩崎恭久厚生労働大臣は「今年のフェスティバルが成功するよう祈願します」などと話した。

【編集:安麻比呂】

タイの新着ニュース