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オリンパス、レンズ交換可能なミラーレスデジタルカメラでタイ市場を攻略
配信日時:2014年3月7日 18時00分 [ ID:221]

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タイ・オリンパスのウエブサイト上に発表された新製品。

2014年3月6日、タイの英字紙バンコクポストによると、オリンパス株式会社(以下、オリンパス)は、スマートフォンが市場シェアを拡大するなか、高解像度デジタルカメラの新製品を投入してタイ市場を攻略すると発表した。

オリンパス映像事業グループの池田部長は、スマートフォンの普及により、コンパクトデジタルカメラの売り上げは過去数年、急激に減少していると述べた。昨年タイではコンパクトデジタルカメラは40~50%も売り上げが落ちた。コンパクトデジタルカメラ、ミラーレスデジタルカメラ、デジタル一眼レフカメラの売り上げ比率はそれぞれ80%、6%、13%で、台数比率は40~44%、11%、45%であった。スマートフォンで写真や動画を簡単に撮り共有できるので、大多数の人がコンパクトデジタルカメラよりスマートフォンを選択するようになった。とはいえ、大手カメラメーカーが新機能を搭載したコンパクトデジタルカメラを次から次へと開発しており、2015年に向けて市場は安定した成長を続ける、とオリンパスの池田部長は語っている。

オリンパスは消費者からの要求が高まりつつある高解像度カメラを中心にミラーレスデジタルカメラ市場を拡大する計画だ。売り上げ向上に向け、今年、マーケティングと販売促進に1億バーツ(約30億円)の予算を充てる。

【翻訳/編集:YK】

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