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【ミャンマー】タイのミャンマー難民30人ー韓国が受け入れを表明
配信日時:2015年9月21日 16時06分 [ ID:2551]

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韓国政府は、今後3年間でミャンマー難民90人を受け入れる計画。日本は、難民受け入れには消極的で、国際社会から批判されている。資料写真・タイのミャンマー難民キャンプ(2013年9月撮影)

 2015年9月21日、タイメディアによると、タイの難民キャンプで暮らす、ミャンマー難民30人を韓国政府が受け入れるための準備をしている。

 スケジュールは、10月タイのメーソート(Mae sot)難民キャンプで、韓国への入国を希望する申請者面接などを行い。12月に難民として30人を受け入れる。韓国政府は今後3年間で90人のミャンマー難民を受け入れる予定だ。

 タイには9カ所のミャンマー人難民キャンプがあり、約15万人が生活している。その中の約1万人は、非常に困難な状況にある人々で、1980年代から、キャンプ内での生活を余儀なくされている高齢者。戦闘や事故による後遺障害を抱える人。家族と離散し一人きりで子育てや介護をする人がいる。

 日本政府は、タイのミャンマー人難民キャンプ職業訓練施設建設計画などを、草の根・人間の安全保障無償資金協力として支援しているが、ミャンマー難民を日本が受け入れるハードルは高い。

【編集:TY】

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