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タイは15分に1件の割合で性犯罪が発生=人権保障社会開発省が発表
配信日時:2014年3月22日 0時00分 [ ID:266]

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6歳女児への暴行現場の検証。当初、激高した見物人が犯人を袋叩きにしたため、防具を着けての検証となった。

2014年3月21日、タイの人権保障社会開発省と複数の団体が共同で行なった統計調査の発表によれば、タイでは、1日に87件の割合で性犯罪が発生しているという。

2013年に行なわれた統計調査では、年間を通して3万1866件が報告されている。これは1日に87件、15分に1件の割合で事件が起きていることになる。これらの事件の被害者の大半は女性と子どもである。記録にある最年少の被害者は、1歳9か月の女児で、10歳の男児によるものだった。最高齢は85歳の女性が集団レイプされた事件がある。

性的虐待やレイプ未遂は、それぞれ全体の17.1%と13.6%を占める。また、22人の女性がレイプによって命を失っている。加害者は、47.5%が被害者との面識がなく、41.8%は顔見知りなどであった。また、5.6%が近親者。5.1%はSNSなどで出会った相手だという。こうした被害者の59.2%が学生、6.6%が幼児だった。

また全体の26.6%がバンコク周辺で発生したという。しかし、性犯罪は被害者が羞恥心から泣き寝入りするケースも多く、実際の数値は遥かに高い可能性がある。環境省では、被害者の保護のため、特別なユニットを設置。性的虐待に対しての取り組みを計っている。

しかし、長引く政治的混乱によって、警察業務は多忙を極めており、被害を届け出たものの、ただ待つようにと指示をされた被害者も少なくない。関係する各省と団体では、被害者の支援をするために、泣き寝入りなどしないように説得を続けると共に、救済体制を整えていくという。


【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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