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【インドネシア】ジャカルタのサブカルチャー発信地「パサール・サンタ」個性派ショップが若者に人気
配信日時:2015年10月23日 10時20分 [ ID:2686]

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「パサール・サンタ」の様子。

 2015年10月20日、ジャカルタの生鮮食品や日用品を販売する伝統的な市場「パサール・サンタ」が、若者向け飲食店、雑貨店、ブティック、レコード店などの集まるジャカルタのサブカルチャー発信地として生まれ変わり、注目を集めている。

 週末の夕方から夜にかけてのみ営業しており、一日に1,000人以上もの人が訪れるという。話題の黒ホットドッグ店には行列ができ、通路に座り込んでコーヒーを飲む若者や、ライブを楽しむ人も多く、狭い通路は熱気でいっぱいとなっている。

 ジャカルタ市民の一般的な娯楽といえばショッピングモールで時間をつぶすこと。歩道がまだ未整備のところが多く、渋滞や大気汚染が深刻なジャカルタでは、ショッピングモールのような買い物から子どもの習いごとや病院まで一カ所で完結できる場所が重宝されている。

 しかし、どのモールも似たような店舗展開で、差別化が求められてきた。そうした中、パサール・サンタでは一般的なモールとは異なる形態で、お金をかけず「流行に敏感な若者が始めた個性的な店舗が軒を連ねるスタイル」が共感を呼び、注目されている。


【写真提供・出典:TNCアジアトレンド総研】

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