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ラオスの首都ビエンチャンの市場で大火災が発生
配信日時:2014年3月29日 2時56分 [ ID:288]

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ラオスの首都ビエンチャンの夜を染めた大火災。

2014年3月26日、ラオス発の各ニュースメディアによると、ラオスの首都ビエンチャンにあるトンカンカム市場で出火したという。火はあっという間に密集した古い造りの市場全体に広がり、周辺に隣接した銀行や商店などにも延焼するなど大火災となった。しかし、タイ字紙の報道によれば、3月27日現在、負傷者の報告はないという。

トンカンカム市場は、観光地にもなっているタラートサーオと違い、ラオス庶民の台所として、1987年に開設されて以来、親しまれてきた。しかし、手狭になったことと周辺の交通渋滞を解消するために郊外への移転と跡地にショッピングモールを建設するという計画が以前から提示されていた。市場には4月中旬の旧正月に向けて、通常よりも多くの仕入れをしていた店が多く、被害額の算定にも大きく影響する模様だ。

また、消火にあたったビエンチャン市消防局には、消防車は16台しか配備されていなかったことと、近くに消防署がありながらも駆けつけたのは40分後という対応の遅さという人的な要因が相まって、被害の拡大を防げなかったとの見方をするメディアもあった。


【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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