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【ベトナム】2016年を知らせる花火がホーチミン市内2カ所から午前0時から15分間打ち上がる
配信日時:2015年12月29日 9時00分 [ ID:2922]

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花火後も朝まで盛り上がるファングーラオ、デタム、ブイビエン通りのバックパッカー街(ホーチミンローカル 提供) 

 2015年12月29日、ベトナムのホーチミン市では毎年恒例の新年の花火大会が予定されている。花火は2016年1月1日午前0時から午前0時15分までの15分間で、打ち上げ会場は、2区のトゥーティエムトンネル入り口と11区のダムセン公園の2か所を予定。

 ホーチミン市の花火大会は年数回実施され、いずれも15分間が多いが、花火が打ち上がる数時間前から花火を待つ人たちの行列ができ始める。

 時差の関係で日本から新年を祝うメッセージが届き出すベトナム時間午後10時ごろには、花火が見えるサイゴン川近くは人でごった返し、見物客向けに屋台などの出店もあり花火よりその前の雰囲気のほうが楽しいという人もいる。

 昨年、新年の花火を見た日本人男性は、「ドンコイ通りやサイゴン川周辺は人混みとスモッグで空がよく見えないので、サイゴン川が見えるホテルの部屋から見ました。ホテルから眺めるのがお勧めです」と話す。
 
 新年を知らせる15分間の花火が打ち上げ終わると、観客たちは蜘蛛の子を散らすように家路へ向かうので、交通はマヒ状態に。

 ホーチミン市の花火は、花火がメインというよりもその前の待ち時間がお祭りと言った賑わいだ。ベトナムでは、新正月よりも旧正月テトのほうが賑やかなので、テトを祝う花火はさらに盛り上がりを見せる。


【執筆:我妻伊都】

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