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【タイ】サメット島のビーチで中国人が大騒ぎー春節を前に複雑な心境のビーチスタッフ
配信日時:2016年1月20日 20時29分 [ ID:2986]

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タイ

 2016年1月19日、バンコクから、バスと船で手軽に行ける穴場的存在だったサメット島、欧米人観光客や国内旅行者に人気のアイランドだ。

 夜は、ビーチレストランやバーで、波のせせらぎを聞きながら、のんびりするのに適した場所だったのだが、大騒ぎする中国人観光客が増えてしまい、雰囲気が壊されている。

 レストランスタッフによると「とにかく食べ方が汚いですね。食べ残しを砂浜に落としたり、使用済みのテッシュペーパーやナプキンもです。後で私たちが清掃しなければならないことを理解していないようで。汚し放題! です。トイレの使用方法も荒く、便座を割られたことも有りました」と嘆く。近くのラン島は、パタヤビーチからモータボートで15分とアクセスが良く、パッケージツアーに組み込まれているため毎日1000人以上の中国人観光客で賑あう。「ラン島の悲惨な状況は良く聞いています。ゴミが増えすぎて島内の処理施設の許容量を超えてしまい。環境破壊に繋がっています。エコにも気を使ってくれるとありがたいのですが、期待はできそうにありません。来月の春節で、中国人観光客が増えそうです。観光に来ていただけることは感謝しているのですが、心からは歓迎できないお客様で、笑顔で接客する自信はありません」と複雑な面持ちだった。

 昨年タイを訪れた中国人観光客は約800万人。今年は1000万人超えの見通し。中国人観光客が訪れる各国共通の頭の痛い悩みだ。

【編集:hirop】

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