ラオスのニュース

ラオス初の人工衛星が2015年末に打ち上げへ=中国からの借り入れで実現
配信日時:2014年4月3日 10時00分 [ ID:307]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

内陸国であり、ほとんどが山地で覆われているラオスでは、人工衛星の所有は長年の夢だった。

 2014年4月1日、ラオスの地元紙が報じたところによると、ラオス郵政通信省が2015年12月2日までにラオス初となる通信衛星を打ち上げる計画だという。

「ラオサット1」と命名されたこの人工衛星計画のために、予算約250億米ドル(約2兆5000億円)を中国からの借り入れで賄われるとしている。ラオス政府はこの計画に先駆けて、2011年に2つの中国企業との間でリース契約を結んでいた。また、衛星には22の放送用、通信用のユニットが組み込まれる予定だ。

 打ち上げが予定されている12月2日は現在、独立記念日となっているが、1975年にラオス人民革命党がラオス全土を制圧した日でもあり、事業自体も独立40周年の記念事業として進められているという。

【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

ラオスの新着ニュース