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香港での家政婦虐待の多さにフィリピン人元家政婦も涙!
配信日時:2016年3月20日 21時44分 [ ID:3243]

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マニラ郊外、3輪タクシー。

 2016年3月20日、非営利の人権擁護団体「ジャスティス・センター」は、香港で働くフィリピンやインドネシアからの、家政婦1049人を対象にした調査結果を発表した。

 報告書によると、14%の家政婦が、人身売買的に騙されて連れてこられ。また、17%が暴力、労働時間の未払い延長や差別的な状況に置かれている。

 香港には、外国人家政婦が約34万人おり、約6万人弱が劣悪な環境で就業させられていると見て、ジャスティス・センターは、香港の行政府に改善を求めている。

 マニラで17歳から4年間、中国人宅で家政婦として働いたミリン(24)さんは報告書を読んで「泣きました。悲しいです。マニラよりも酷いと思いました。腐りかかった食事しか与えられないこともあり、可哀想です。偉い人たちは、しゃべることは立派ですが・・・・・。劣悪な環境下で働いている人が17%。きっと中国系の人が多いと思います。マニラにも悪徳あっせん業者がいて、香港に行ったら、好待遇で楽しいと言われ、友人が騙されたこともありました。パスポートを取り上げられ、強制労働をさせられたそうです。昨年、警察に駆け込みどうにか帰国しました」と話す。

【編集:kyo】

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