TODAY 2024年12月2日
タイのニュース
【日本企業】マレーシアとミャンマーで石炭火力発電所の建設が決定─タイ英字紙
配信日時:2014年4月8日 10時00分 [ ID:340]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2014年4月6日、タイの英字紙バンコクポストは、「日本政府は経済発展が見込まれる新興国の需要を満たすため、超々臨界圧方式の新石炭火力発電所の輸出を検討中で、この度、マレーシアとミャンマーとで2つの案件が決まった」と伝えた。
超々臨界圧方式とは、石炭をボイラー内で燃やし、蒸気を発生させ、圧力でタービンを回し、発電する際、蒸気が高温・高圧であるほど、エネルギー効率が高まるのを利用するもので、現在東南アジアで主流の旧方式と比べてCO2排出量が約2割減る。
三井物産はマレーシア政府系のインフラ開発会社と組み、マレーシア政府と今年の夏までに最終契約を結ぶ見込みだ。総事業費は約3600億円で、出力100万キロワットの設備2基を建設する。2018年10月に1号機、2019年4月に2号機の運転開始を予定。発電所は首都クアラルンプールの南にあるヌグリ・スンビラン州ジマに建設され、東芝が蒸気タービンを納める。
一方、三井住友銀行は、タイのプラント大手トーヨー・タイ(東洋エンジニアリングや千代田化工建設が大株主)と協力し、ミャンマーの最大都市ヤンゴン近郊に128万キロワットの発電所を建設することで合意した。総事業費は約2600億円(約820億バーツ)。トーヨー・タイが設備の施工や運営、三井住友銀行が資金調達計画の立案や融資を担う。年内にも着工し、2018年の稼働を目指す。タービンやボイラーは日本の重電大手に発注する予定だ。
【翻訳/編集:YK】
|
|
<< 関連記事 >>
タイの新着ニュース
人気ニュースランキング
[ タイ ]
【タイ国際航空】セントレア(名古屋)発深夜便「TGでら夜便」運航再開、記念セレモニー開催
【タイの裏事情】タイで売春合法化が検討される理由(1) 〜性産業は人権問題か経済問題か
タイ国際航空、中部・セントレア(名古屋)発深夜便「TG でら夜便」のプロモーション動画を公開
その他の国の最新ニュース
ベトナム [ 2024年8月7日 12時00分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2022年4月3日 19時30分 ]
ラオス [ 2023年8月16日 17時00分 ]
国連・SDGs [ 2024年10月6日 12時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2024年11月27日 12時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2023年6月12日 8時00分 ]
ワールド [ 2024年12月1日 12時00分 ]
フィリピン [ 2024年11月28日 12時00分 ]