TODAY 2021年4月16日
ベトナムのニュース
【南シナ海問題】仲裁裁判所「中国の主張を全て否定」・中国は確信犯一ベトナム
配信日時:2016年7月12日 18時39分 [ ID:3582]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2016年7月12日、フィリピンが提訴した南シナ海をめぐる領海問題で仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)は、中国の主張を全面的に否定する判断を示した。しかし、この判決を中国が受け入れる可能性は無い。中国は経済支援をちらつかせながら、南シナ海に接する各国への懐柔作戦を強化するものとみられる。
この判決で、中国の主張(独自に設定した「九段線」という境界線をもとに、南シナ海ほぼ全域の領有権は中国にある)に根拠がないことが公になったが、裁判自体が成立しないというのが中国の立場。
ベトナムでは、9日、南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島付近で、ベトナム漁船が中国船から体当たり攻撃を受け、沈没した。沈没した漁船は11時ごろ、中国船2隻から攻撃を受け1隻に体当たりされ沈没。海に落ちた漁船の乗組員5人を、付近のベトナム漁船が救助しようとしたところ、中国船が妨害工作を行った。救助できたのは、中国船が現場海域を離れた18時過ぎ。7時間以上、海面をさまよった5人は体温を奪われ体力も消耗し、かなり危険な状態だった。
在日本ベトナム人会のブォン・トリ・タン副会長は「中国は、判決に従うべきです。大国なので何でも自分の思いのままになると考えているのでしょう。漁船を沈没させただけでも許される行為ではありませんが、海中に落ちた乗組員の救助を妨害する野蛮な国家です。平和的に中国に考えを改めるよう周辺各国で協調して、粘り強く交渉を重ねるのが正論ですが、個別の切り崩し工作を中国は行っています」と話す。
【編集:KT】
|
|
<< 関連記事 >>
ベトナムの新着ニュース
スターティアラボ、海外初のMAツール『バウナウ』 ベトナム企業と業務提携
[ 2021年1月13日 18時00分 ]
ベトナムで、医薬品の適正な流通基準である GDPを取得ー日本通運
[ 2020年12月15日 15時00分 ]
古河電工グループ「ワイヤハーネス生産増強のために、ベトナムに第3の新拠点設立」
[ 2020年9月2日 15時45分 ]
人気ニュースランキング
[ ベトナム ]
古河電工グループ「ワイヤハーネス生産増強のために、ベトナムに第3の新拠点設立」
中国の違法な地質調査船団ベトナム海域からの撤退! アメリカの空母が南シナ海に入るとの噂で逃げた?
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2021年4月14日 8時00分 ]
カンボジア [ 2020年10月30日 20時00分 ]
ラオス [ 2021年3月29日 6時00分 ]
ミャンマー [ 2021年4月6日 21時15分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2020年10月1日 9時00分 ]
インドネシア [ 2020年10月5日 8時45分 ]
インド [ 2021年4月14日 6時00分 ]
ワールド [ 2021年4月15日 15時15分 ]
フィリピン [ 2021年4月12日 21時00分 ]