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海外LCCの安全性、危険な国も! 安いだけで本当に大丈夫
配信日時:2016年7月17日 10時34分 [ ID:3592]

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トラブルが続出する韓国のLCCチェジュ航空(済州航空)のポスター(成田空港第3ターミナル)

 2016年7月17日、LCC(ローコストキャリア)の拡大がハイスピードで普及しているが、安全に対する、整備や配慮が十分に行われているのかという疑問の声が上がっている。

 日本のLCCは、機材や整備面でもフルサービスの航空会社に比べ遜色のないレベルを保持しているようだが、国によっては、かなり危険度の高いLCCも存在している。

 一例として、韓国のLCCチェジュ航空のトラブルが多い。7月12日、済州空港を離陸し、ソウル金浦空港に向かっていた機内のエアコンが故障し、熱風が吹き出し機内の気温が大幅に上昇しサウナ状態に。3月4日には、ソウル仁川空港を出発のサイパン行きで、右エンジンに振動が発生したため、硫黄島に緊急着陸。異常があったので振動したと思われるが、同社は硫黄島に着陸後のチェックで異常なしと判断し、約4時間30分後にサイパンに向け離陸した。また昨年には、与圧装置の異常などもあったと伝えられている。

 チェジュ航空は日本各地にも乗り入れており、新たに、7月20日に札幌ーソウル線を就航する。

【編集:JM】

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