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日本政府、ミャンマー難民キャンプ職業訓練施設建設計画に約1150万円を支援=在タイ・日本大使館
配信日時:2013年10月10日 14時58分 [ ID:39]

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2013年10月9日、日本政府は、「ミャンマー難民キャンプ職業訓練施設建設計画」への支援を決め、佐藤重和タイ大使は、「緊急援助と難民のためのカトリック事務所のユベンチーノ・メンドーサ氏、「弱者のための能力開発プロジェクトグループ」のナンドエ代表と署名を交わした。

2013年10月9日、日本政府は、「ミャンマー難民キャンプ職業訓練施設建設計画」への支援を決め、佐藤重和タイ大使は、「緊急援助と難民のためのカトリック事務所(Catholic Office for Emergency Relief and Refugees:COERR)」のユベンチーノ・メンドーサ氏(プログラムディレクター)「弱者のための能力開発プロジェクトグループ」のナンドエ代表と署名を交わした。「草の根・人間の安全保障無償資金協力」として、総額345万3000タイバーツ(約1150万円)の支援を行う。

タイには9ヶ所の難民キャンプがあり、約15万人が生活している。その中の約1万人は、非常に困難な状況にある人々(EVIs)で、1980年代から、キャンプ内での生活を余儀なくされている高齢者。戦闘や事故による後遺障害を抱える人。家族と離散し一人きりで子育てや介護をする人がいる。

ミャンマー国内の情勢の変化により、国際機関・NGOから難民キャンプへの支援が縮小傾向にあり、その影響ででEVIsはより困難な状況に陥いる恐れがある。

難民の職業技能向上を通じたキャンプ内での自立とミャンマーへの帰還準備を目指すためのもの。

【翻訳/編集:UY】

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