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タイフェスティバル来日歌手インタビュー イン・ティテイカーン、バイトゥーイ、ゲン
配信日時:2017年5月15日 11時00分 [ ID:4337]

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インタビューの様子(通訳 在京タイ王国大使館Thiptacha Phuphakdee ティップタチャー・プーパックディー)

 2017年5月13ー14日に開催されたタイフェスティバル。メインステージでは今年もこのために来日した有名歌手たちが、満員の会場を熱気に包んだ。RS社からはそれぞれタイプの違うアーティスト3人が参加した。ステージ直前で時間のない中でのインタビューだったが、3人とも丁寧に答えてくれた。


イン・ティティカーン
タイ東北部ローイエット県出身。歌唱コンテストでの優勝をきっかけにRS社よりデビュー。その歌唱力は、数多くの最優秀歌唱賞などで高く評価されている。

バイトゥーイ
南部ソンクラー県出身。本名スティーワン・タウィーシン。それまで肌の露出を良しとしないルークトゥン界で、セクシーさを売りにするという革新的なスタイルは、非難もされたがそれ以上に若者たちの支持を集めて、セクシールークトゥンという独自のスタイルを確立した。

ゲン・フレーム
ウボンラチャタニー県出身。ポップロックスタイルのバンドFLAMEのボーカル。馴染みやすいメロディーで全国的な人気。ルークトゥン歌手とのコラボも多く、ジャンルの垣根を超えた音楽性も人気。


ーそれぞれタイフェスティバルには、何回目の参加ですか。

イン(以下、Y) 去年の大阪に続いて、2回目です。
ゲン(以下、G) 初めてです。
バイトゥーイ(以下、B)タイフェスティバルには初めて参加です。

ーインさん、大阪と東京どちらがいいですか?
Y どっちらがいいとは決められないです。それぞれに違った良さがあります。

ーゲンさんは、初めての日本の印象は?
G 例えば、買い物で並んでるときとか、信号待ちとか、マナーの良さは世界一だと思います。タイも少しでも見習うといいんだけど。笑

ーバイトゥーイさんは、冬に北海道に行っていたようですが、どうでした。
B すっごくよかったですよ。ニセコ、キロロ、札幌と行って、寒かったけどスキーもしたし、楽しかったです。


ーフレームは、地方でも人気がありますが、なぜですか?
G 若者が楽しめるスタイルだからだと思います。特にルークトゥン歌手との共演は。新しいスタイルとして、受け入れられたようで、YouTubeでも1億ビューを超えました。

ーバイトーイさんはセクシーさが売りですが、今でも色々と言われるんですか?
B そうですね。まだ言って来る人はいますね。でも、ファンの人たちはちゃんと理解してくれているので、前ほど気にならなくなりました。最近もプレイボーイ誌に出たんですよ。(G 僕も買ったよ。笑)

ーバイトゥーイさんから見てインさんはどう思ってますか。
B わたしのとって憧れの存在です。綺麗でパワフルな声は、ルークトゥン界でもトップだと思います。自分のステージでも、インさんの歌を歌ってます。

ーオーソドックスなルークトゥンは、歌わないんですか?
B 今はまだ若いから、ダンサブルな曲を歌ってますけど、もっと年をとったら歌うと思いますよ。


ーインさんから見て、バイトゥーイさんはどう思ってますか。
Y デビュー前から見てきてますが、常に成長してますね。今はタイのスーパースターになりましたが、歌にしても、ダンスにしても、彼女が常に努力して来たからだと思うんです。誰にでも出来ることではありませんよね。

ー高く響き渡る魅力的な声には、何か特に注意している事はありますか。
Y 若い頃は何もしなかったけど、年をとって来てからは、冷たい水やお酒は飲まないようにしてますね。朝起きたらお水をたくさん飲む事とか。それと寝不足にならないようにしています。


ー今後のタイ音楽とルークトゥンは、どうなって行くと思いますか。

Y 10年以上ルークトゥンを歌っていますが、時代によって使う言葉が変わって来ていますね。より、若い人の言葉が多く、ストレートな言葉が多くなってきています。でも、伝統的なスタイルもなくなる事はないと思っています。

G そうですね。歌うスタイルとかは、変わらないと思いますけど、より今風になって来てますよね。これからもこの風潮なんじゃないかな。

B ルークトゥンは、世界で一番魅力ある音楽だと思ってます。例えば、数多いコンテストでもルークトゥンを歌っている人がいつも優勝してますし、これからもますます素敵な歌手が出て来ると思います。


ー最後にみなさんの故郷を紹介して下さい。
Y わたしは、イサーン出身でお父さんがチャヤプーム、お母さんがロイエットです。イサーンには、たくさんの観光地がありますけど、ブンパランチャイの大きな池でのロイカトンはオススメです。

G 僕はウボンラチャタニーの出身です。オススメの観光スポットは、何と言ってもパーテームですね。3、4000年前の古代の人たちが描いた壁画は、一度は見るべきだと思いますよ。

B わたしは南部出身です。お父さんの出身は世界的な観光地プーケット。お母さんは、南部最大の仏教都市ナコン・シータマラートです。美しいアンダマン海の海と大きな歴史あるお寺は、ぜひ訪れてほしいです。

 3人3様の魅力で、タイ日本のファンの期待にこれからも応えて欲しい。

【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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