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【タイ】紺野ゆりが、タイのPRショートフィルムに出演=タイ国政府観光庁
配信日時:2014年5月15日 20時00分 [ ID:443]

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司会進行をする、タイ政府観光庁東京事務所のスタッフ

 2014年5月15日、東京の秋葉原UDXシアターで、タイ国政府観光庁主催の、「アメージングタイランド ウタイターニーへのいざない2014」が開かれた。最初に挨拶したウタイターニー県副知事のブンラート・プロンチラチョーッ(Mr. Boonlert Promchirachote) 氏は、「ウタイターニー県は、自然、歴史、文化的な観光資源が揃う大変ユニークな地域です。歴史的には、タイの現在王朝であるチャクリー王朝の源(ラーマ1世の父の出身地)でもあります。ユネスコ世界自然遺産のフアイカーケン自然保護区、サケークラン山、サケークラン川などがあります。本堂の柱のすべてがクリスタルで装飾してあり、中に入るとキラキラ光るワット・チャンターラーム寺。カケークラン川沿いの人々の生活との触れ合いも体験できます。プラーレットという川魚が臭みもなく柔らかくてとても美味しいのも特色の一つです。また、ウタイターニーの名物、美味しいタイ風クリームパンなど。以上のユニークなことをより多くの方々に知っていただこうと、タイ国政府観光庁の協力を得て、このプロジェクトを企画し、推進していることろです」と述べた。また、PRについては、「ウタイターニー県のWEBサイトに情報を掲載したり、YouTubeに「Destiny Diary」ショートフィルムなどをアップしてWEBメディアを通して情報発信し、多くの皆様に知ってもらいたい。」と話した。

 次に、タイ国政府観光庁東アジア局長スリスダー・ワナピンヨーサック (Mrs. Srisuda Wanapinyosak)氏は、日本人はタイのどういうところに魅力を感じているかについて「タイと日本は長い友好関係がありますね。昨年は153万人もの日本人がタイを訪れました。これはその前の年と比べると、約12%の増加率で、過去最多の数字になります。日本人が旅行先を選ぶさいに、「自然が美しい」「料理がおいしい」ということで選ぶ傾向が強いです。また、日本人はローカルの発見や癒しの旅「スロートラベル」を楽しみながら、文化や歴史が学べたり触れたりできるところが好きだと認識しています。」

 より多く日本人にタイに来てもらうために、どういった戦略を考えているかについては、「観光客を2グループに分け、一方はタイに行ったことがあるリピーター。もう一方は、タイに行ったことがないファーストビジターです。リピーターの皆様には、他の地域を新商品として、有名な観光地以外の周辺の地域をPRしていきます。Beyond Bangkok(カンチャ、アユタヤ、ウタイターニーなど) 、Beyond Chiangmai (チェンライ、ランパーンなど)、Beyond Phuket(クラビ、パンガーなど)です。ファーストビジター方々には、有名な観光地の新しい発見や体験等をPRします。」と語った。

 ウタイターニー県の魅力を伝えるために制作されたショートフィルム「Destiny Diary」に出演した、紺野ゆりさんは、ウタイターニーの中で一番おすすめの観光スポットは、「ユネスコ世界自然遺産フアイカーケン自然保護区。自然豊かで神秘なところが好きです。バンコクやプーケットはご存じだと思います。ウタイターニーはあまり知られてないですが、オススメ。街の景色もとても綺麗で、ゆっくり過ごすことができる。素朴なウタイターニーならではの癒しの旅「スロートラベル」を楽しむことができます。バンコクに遊びに行ったとき、ウタイターニーにもぜひ立ち寄ってもらいたいです。初めての映画出演でとても緊張しました。タイ人の多くのやさしさに触れて感動しました。今回の役は、事故で記憶を失った、ライターの役です。ぜひ、多くの人に見てほしい作品です。」と笑顔でPRした。

 ウタイターニー県は、タイ北部地方の下部に位置し、県名のウタイターニーとは「夜明けの街」を意味する。豊かな森林に覆われ、自然資源の宝庫。フアイカーケーン自然保護区は、自然世界遺産として登録されている。太古から人々に水路として利用されてきたサケークラン川が流れており、川に浮かぶ「いかだ」を住居とする水上生活者を目にすることもできる。バンコクからは、北に220キロ、約4時間の距離。

【編集:安麻比呂】

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