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【タイ】タイフェスティバル=東京・代々木公園「タイ国政府観光庁ブース」
配信日時:2014年5月17日 19時30分 [ ID:462]

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拡大サイズ8枚 、「ヴィサカブーチャ(仏誕節)」

 2014年5月17日、「タイフェスティバル2014」が、東京・代々木公園イベント会場で開かれている。5月17日(土)・18日(日)の2日間。今年のタイ国政府観光庁(TAT)ブースのテーマは、「ヴィサカブーチャ(仏誕節)」。ヴィサカブーチャとは仏教上の記念日で、釈迦の誕生、悟り、死を意味する。

仏誕節は、地域によって呼び方やしきたりが違うがTATブースでは仏誕節にちなんだアクティビティを通してタイの文化を体験することができる。現在、TATブースで予定しているアクティビティは、3つ。

1、タイ伝統・切り紙モビール作り実演。タイの北部地方でトゥン・サイムーと呼ばれ、イサーンと呼ばれるタイ東北地方でプワーング・マホートと呼ばれる伝統の切り紙細工を実演する。美しい造形が魅力的で、お祭りやお祝い事などの飾りとして取り付けられるもの。旧来は、この地方の人々が得度して僧侶として出家する雨安居に飾られた生花の飾りが、このような紙の飾りになったと言われている。

2、タイ伝統・祝儀用花飾り実演。三宝(仏教における3つの宝である「仏、法、僧」のこと)や国王、先生、尊敬する人に対して敬意を表し、タイ語でパーンと呼ばれる高杯につぼみ型の花飾りを載せる。これは仏前、王室関連、そして先祖の供養など最上級の敬意や崇拝を表すお供えものとしてタイに古くから伝わるもの。

3、タイ伝統・福銭作り実演。タイ人は、小銭を寄付することで徳を積むことができると言われており、リエン・トー・ブンと呼ばれるタイの福銭の風習は古くから伝わるもの。日本の福銭とは異なり、多くは、得度式の時に仏門に入る男性に対して喜捨を施すことで徳を積むという考えに基づいて実践されている。

 タイ国政府観光庁ブースは、正面ゲートを入って、すぐ左側にある。

【編集:朝日音然】

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