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国際協力銀行、ラクト・ジャパンのタイにおける事業に融資
配信日時：2014年5月23日 12時54分 [ ID:487]

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ラクト・ジャパンが扱う乳製品群。

　2014年5月16日、国際協力銀行(JBIC)は、「海外展開支援融資ファシリティー」の一環として、株式会社ラクト・ジャパン(以下、ラクト)との間で貸付契約を締結したと発表した。

　ラクトは乳製品の輸入販売を手がけており、これまでいくつかの海外拠点を築いてきたが、今回、シンガポールの子会社を通じて、タイのアユタヤ県にプロセスチーズの加工・販売事業を行なう100％出資のフードテック・プロダクト(タイランド)株式会社(FTT)の設立を決定。国際協力銀行は設立に必要な資金を融資する。

　タイでは経済成長にともない、若い世代の収入が拡大、従来あまり嗜好されていなかった乳製品の消費が拡大している。ラクトは主要取引先からの要請に基づき、プロセスチーズの製造拠点として、フードテック・プロダクト(タイランド)を設立、タイでの事業拡大を目指す。

「海外展開支援融資ファシリティー」は2013年3月末に期限を迎えた「円高対応緊急ファシリティー」の支援対象分野を拡充のうえ発展的に改編したもので、中堅・中小企業を含む日本企業の海外展開の積極的支援を目的とする。

【翻訳/編集：YK】

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