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【戒厳令下のタイ】軍政、欧米人を含む3名を拘束=反体制活動への締め付けが強化
配信日時：2014年5月30日 14時33分 [ ID:527]

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戦勝記念塔での抗議デモで「PEACE PLEASE」とプリントされたTシャツを売り歩いていたベルギー人が身柄を拘束された。

　2014年5月28日、30分ほど遮断されたFacebookは、表向きには技術的なトラブルのためとされ、広報官も軍事政権の関与を否定している。しかし、翌28日に、反体制を呼びかけていた個人アカウントのいくつかがアクセス不能になるなど、実際には警告であったことが伺われる。
　
　タイで活動するジャーナリストによると、軍事政権は、先日のFacebookの遮断について表向きは技術的なトラブルとしながらも、実際には、反体制を広めようとする勢力への警告だったという。

　さらに5月29日には、軍政は、タイでも人気のチャットアプリ「LINE」への監視強化と反体制的な内容のアカウントについて閉鎖を進める意向であることが判明した。

　おりしも、バンコクで広がりつつあった反体制デモを封じ込めるために、会場となった戦勝記念塔への通りを封鎖。徒歩で集まった民衆3名を拘束した。その中には一人のベルギー人がいたことから、タイと外国メディアの注目を集めている。

　当局は、国の垣根を越えるネット上でのこうした動きには神経を尖らせていることが伺え、封じ込めの範囲を広げようとしているようだ。

【翻訳/編集：そむちゃい吉田】

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