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「バーン・ムアンポン」で、本格的なタイヤイマッサージを体験
配信日時:2018年11月29日 9時15分 [ ID:5364]

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ショウガをベースに各種生薬を混ぜたペーストの主な素材。タイヤイ族の昔ながらの文化・風習が色濃く残された「バーン・ムアンポン」(2018年11月22日・撮影)

 2018年11月22日、日タイ・ビジネスフォーラム(JTBF)とタイ国政府観光庁(TAT)共催「日本兵の足跡を辿る旅、チェンマイ、メーホンソーン、ランパーン、ナコンサワン」の参加者は、タイヤイ族の昔ながらの文化・風習が色濃く残された「バーン・ムアンポン」を訪れた。

 クップタイ(タイヤイ族の帽子)や、刺繍作りを見学したほか、胡麻餅作りにもチャレンジ。ハーブをふんだんに使ったマッサージも体験した。

 マッサージ施設のマネージャーは「多くのタイマッサージはリラックスを目的としていますが、タイヤイマッサージ(シャンマッサージ)は、自然治癒力に働きかけて、体調不良を改善するために行っています。そこが大きな違いです。民間療法の医療的な行為として受け継がれてきたのがシャンマッサージです。マッサージ終了後は、血行が改善され体が軽くなります。最初に、膝の前後にショウガをベースに各種生薬を混ぜたペーストを塗り、膝を布で巻きます。同時に足と腕をハーブ(効能の高い生ハーブを中心に使用)で温浴することで体を温め発汗させます。それから、シャンマッサージを行います。ルーツはタイマッサージと同じですが、医療マッサージ的な側面が強いのです。この地域の人は、体調不良になるとココに来て治療します。それでも症状が改善できない大病の時だけ、街の病院に行くのです。かかりつけのクリニックのような存在です。また13キロ離れた場所には温泉もあり、併用しています」と話す。(通訳、ボーナス・スマイル・ツアーのルンさん)

 この他に、タナカ(美白のための数種の樹木が原料の粉)でのフェイス・マッサージも施術している。

 「バーン・ムアンポン」に行くには、メーホンソーン空港から、車で約2時間。バンコク・ドムアン空港から、メーホンソーン空港までは、プロペラ機で約1時間55分。

【編集:LampangY】

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左から:タイ国際航空 中部地区旅客営業部長 平田勝則氏。タイ国政府観光庁 大阪事務所長 タナワディー スックサクンワット氏。愛知県 都市・交通局 港湾空港推進監 西村 薫氏。在名古屋タイ王国 名誉総領事 三輪 芳弘氏。タイ国際航空、日本地区統括 トリティ・サワディゴーン氏。中部国際空港 代表取締役社長 犬塚 力氏。日本旅行業協会 中部事務局長 星野 道佳氏。国土交通省大阪航空局中部空港事務所空港長 渡邉 智史氏。