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中国・西安からドイツ・デュイスブルグ「専用貨物列車でのトライアル輸送を実施」ー日本通運
配信日時:2018年12月28日 9時15分 [ ID:5396]

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出発式典の様子

 2018年12月20日、日本通運は、中国・西安からドイツ・デュイスブルグ向けの専用貨物列車によるトライアル輸送の試験運行をスタートさせた。

 試験運行列車は、西安市の西安国際港務区を出発。貨物専用列車1編成で41本のコンテナを連ね、16~17日間かけ、ドイツ・デュイスブルグ駅に到着する予定。12月28日午前中は、ロシア国境を越えて、モスクワの東SamaraやPenzaを走行中だ。

 ブロックトレインの試験運行は、日本通運が経済産業省から委託を受けている平成30年度「質の高いインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業(チャイナ・ランド・ブリッジの利活用推進に向けたハード・ソフト面の改善のための調査)」に基づく取り組みの一環。
 
 日本通運・杉山龍雄常務執行役員は「製造業における調達から生産は多様性が加速しており、様々な場所で材料が調達、モノが生産および消費されております。物流において定時性、コスト、利便性が求められる中、鉄道の持つ大量・定時輸送は重要です」と述べた。
 
 日本通運は、2019年3月を目途にブロックトレインの定期運行を目指している。

【編集:WY】

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