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【タイ】カンボジアとの国境の街に行ったら、ポンティアコーンを食べよう
配信日時:2014年6月6日 14時54分 [ ID:568]

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殻を割る前は、普通のゆで卵にしか見えないが……。

 2014年6月5日、カンボジアとの国境に接する、タイのハートレックという街に行ってきた。バンコクからはエカマイの東バスターミナルから東部のトラートまで行き、そこでさらにバスを乗り換えて、計6時間ほどかかる。

 ハートレックでは、楽しみにしているグルメがひとつあった。孵化直前のアヒルのゆで卵である。東南アジアでは、カンボジア、ラオス、ベトナム、フィリピン──など広い地域で食されているのだが、なぜかタイ人はあまり好まない。タイ国内で食べられるのはこのハートレックなどカンボジアとの国境に接するごく一部の地域に限られている。それぞれの国で呼び名は異なり、カンボジアでは「ポンティアコーン」と呼ばれている。

 値段は1個10バーツ(約30円)。卵の殻を割ると、グロテスクな物体が現れる。これに塩をかけたり、マナオを絞ったりして食べる。

 とても美味しくて、滋養強壮にも効果的らしい。しかし、あまり食べ過ぎると、気分が悪くなってくるので注意が必要だ。筆者は調子に乗って6個食べて、帰りのバス車内で吐いた。



【取材/撮影:小林ていじ】

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