TODAY 2024年12月2日
フィリピンのニュース
フィリピン中部を直撃した台風29号「死者・行方不明50人以上」暗いクリスマス・新年に
配信日時:2019年12月28日 13時00分 [ ID:6056]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2019年12月28日、フィリピン中部を12月24日~25日に直撃した台風29号(ファンフォン)による死者・行方不明者は、フィリピン政府関係者によると50人以上と見られている。
上陸を免れたレイテ島タクロバンでも、停電している地域が多く、復旧は進んでいない。日ごろから停電が多いため、自家発電機や停電時に自動で付くライトが普及しており、災害に慣れているので大きな混乱は見られない。
27日夜、通常通り開店したマッサージ店THAI WAT PHOでは、自家発電装置で施術室のエアコンを稼働させた。
電力の復旧が進まない理由は、使用していない古い電線を撤去せずに放置しているため、電柱が重くなり倒れやすくなっていること。場当たり的な電線の増設が、復旧作業を遅らせている。傾いた電柱を再度垂直に保つには、電柱の埋設からやり直さなければならないためだ。
コンビニなどのアイスクリームの冷蔵庫も長時間の停電で商品は溶けてしまっている。商品を廃棄せずに再冷凍し販売を再開、アイスクリームはシャーベット状だ。溶けてしまった冷凍食材を、そのまま販売している店舗が多いのが実情だ。
タクロバンで一番大きな商業施設・ロビンソンは、外観のパネルなどが風で吹き飛ばされた状態だ。街中に壊れた建物の残骸や、倒れた木々が散乱しており、異臭を漂わせているカ所も多い。暗い灯の無いクリスマスで、新年までに電力が復旧する見通しはたっていない。
【編集:MB】
|
|
<< 関連記事 >>
フィリピンの新着ニュース
人気ニュースランキング
[ フィリピン ]
マニラで日本人に対する強盗事件発生、在留邦人に注意喚起ー在フィリピン日本大使館
【在フィリピン日本大使館・注意喚起】マニラで邦人に対する強盗事件、度々発生
【在フィリピン日本大使館・注意喚起】マニラで邦人に対する強盗事件また発生
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2024年11月19日 10時00分 ]
ベトナム [ 2024年8月7日 12時00分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2022年4月3日 19時30分 ]
ラオス [ 2023年8月16日 17時00分 ]
国連・SDGs [ 2024年10月6日 12時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2024年11月27日 12時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2023年6月12日 8時00分 ]
ワールド [ 2024年12月1日 12時00分 ]