TODAY 2023年3月24日
ワールドのニュース
韓国人を「新型コロナウィルス潜在保菌者」扱い・トイレ制限ーKLMオランダ航空支社長がソウルで謝罪会見
配信日時:2020年2月15日 7時00分 [ ID:6144]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2020年2月14日、韓国メディアは、KLMオランダ航空の客室乗務員が、韓国人には新型コロナウィルス(COVID-19)潜在保菌者がいるとして、機内のトイレのドアに韓国語(ハングル文字)で「乗務員専用トイレ」と書いた案内文を貼った問題について、同社のギヨーム・グラス 日本・韓国・ニューカレドニア支社長がソウルで謝罪会見を開いたことを伝えた。
KLMオランダ航空の支社長は「客室乗務員一個人のミスだが、決して軽いミスではなかった。韓国人搭乗客に対する差別行為であり、韓国人搭乗客に不快な思いをさせたことを非常に遺憾に思う」と述べ深く頭を下げた。
問題が起きたのは、2月10日のKLMオランダ航空KL855便。アムステルダム発ソウル行きのトイレ1カ所に、韓国語(ハングル文字)で「乗務員専用トイレ」と記載した案内文を貼った。夜アムステルダムを出発し、翌朝ソウルに到着する10時間の長距離フライト。機材はボーイング777-200型機で乗務員専用のトイレなどは通常無い。
韓国人乗客のキムさんは、いろいろな国の乗客が搭乗しているのに韓国語だけでで案内文が書かれていることの不快感・不信感からトイレドアを撮影した。
この様子を見たCAは「機内では写真撮影は禁じられている」と嘘の説明をして写真の削除を求めた。
キムさんが「なぜ韓国語のみで記されているのか」として抗議したところ、CAは「潜在的なウイルス保菌者の韓国人から(乗客を)守るためだ」と意味不明の回答をしたため、クルーが韓国人と同じトイレを使いたくないとの意図を、キムさんは感じ取った。
キムさんが、このKLMオランダ航空機内での出来事をSNSで投稿したところ、大きな反響があり、韓国政府は、KLMオランダ航空に強く抗議した。SNSでは「KLMオランダ航空は、韓国人を差別している。同社のフライトを利用しないようにと」の呼びかけが増えている。
【編集:RL】
|
|
<< 関連記事 >>
ワールドの新着ニュース
人気ニュースランキング
[ ワールド ]
【コラム】辛ラーメン、発がん性物質の混入について考える 韓国
エコマッスル「不用品回収やリサイクルでSDGs環境問題にも真剣に取組み」アジアでも注目される
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2023年3月23日 9時00分 ]
ベトナム [ 2023年1月31日 8時30分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2022年4月3日 19時30分 ]
ラオス [ 2022年8月4日 8時00分 ]
国連・SDGs [ 2023年3月22日 21時30分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2021年12月15日 15時00分 ]
インドネシア [ 2021年7月27日 7時15分 ]
インド [ 2022年11月16日 21時45分 ]
フィリピン [ 2023年3月19日 20時00分 ]