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【ラオス】朝夕のラッシュアワー時にトラック乗り入れ規制─首都ビエンチャン
配信日時:2014年6月19日 9時30分 [ ID:621]

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日中のランサン通りから凱旋門を望む。比較的広いこの通りも朝夕は車とバイクで埋まり、違法駐車が拍車をかけている。

 2014年6月17日、ラオスの英字紙が、交通量の増加による渋滞や事故の増加に悩む首都ビエンチャン市公共事業運輸局の決定として伝えたところによると、朝の夕ラッシュアワー時にトラックの市内への乗り入れを規制するという。

 規制時間は、午前7時から9時と午後4時から6時。市内中心部を走るスパヌウォン通り、セタティラート通り、チャオファーグム通り、ランサン通り、ラオスタイ友好橋、ポントンードンドック通り、カイソン通り、アセアン通りとシートン通りなど13の道路。

 規制中は7トン以上の車両の乗り入れ通行を禁止し、違反した場合は20万キップ(約2500円)の罰金が科せられる。

 首都ビエンチャン市内、特にメコン川沿いの旧市街地は道幅が狭いために、一方通行などにして対処してきた。ラッシュ時を除けば、混乱するほどの交通量ではないが、接触事故や人身事故も近年増加の一途を辿っている。

 これはラオスの経済発展と共に、交通量が急激に増えたことに他ならないが、狭い道路に四六時中、違法駐車が絶えない状態がより拍車を掛けているのが現状だ。そのため、このトラック乗り入れ規制だけでは渋滞解消の決め手とは言い難い。

【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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