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フィリピン・セブ州全域で、外出禁止令・都市封鎖(ロックダウン)延長へ 死亡者200人超え
配信日時:2020年4月9日 19時30分 [ ID:6288]

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フィリピン セブ マクタン島 ラプラプ市

 2020年4月9日、フィリピンでの、新型コロナウイルスの感染確認者は4,076人。そのうち203人が死亡している。

 セブ州全域では、3月30日午前0時(深夜)から外出禁止令・都市封鎖(ロックダウン)が行われているが、ルソン島同様に期間が延長される見通しだ。

 ラプラプ市は、4月28日までの延長を表明しており、セブ市は当初から、4月28日までの都市封鎖を発表していた。

 都市封鎖(ロックダウン)中、サービスが継続されるのは、食料品店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、薬局、ホテル、銀行、レストラン(テイクアウトおよびデリバリーサービスのみ)、クリニック、病院、送金所、外貨両替店、モール内で運営されている政府機関など。

 ドゥテルテ大統領は「新型コロナウイルスとの戦いは長期戦で、完全に終息させるには2年ぐらいかかるだろう。政府には十分な資金があるので不安になる必要は無い」と国民に呼びかけた。また、3輪車(トライシクル)、ジプニー(乗合バス)、タクシーのドライバーには、8000ペソ支給すると伝えた。

 フィリピン国内線は、4月30日まで全路線運休。セブから成田への国際線も4月の運休が決定している。フィリピンは外国人の入国を禁止しており、5月からセブ発成田行きの国際線の運航が再開されるか微妙な状況だ。

 4月15日には、セブ・日本人会が、フィリピン航空機をチャーターし、成田行きの臨時便を飛ばす予定。

【編集:Eula Casinillo】

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