タイのニュース

住友化学、タイのイオンと共同で蚊帳を開発=アセアン地域で販売
配信日時:2014年6月24日 20時51分 [ ID:639]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

長期残効型防虫処理蚊帳。シングルとダブルベッド用がある。

 2014年6月20日、住友化学は、イオントップバリュ(タイランド)社と共同で長期残効型防虫処理蚊帳の商品開発を行ない、イオングループ(以下、イオン)のアセアン各国店舗への販売を順次開始する、と発表した。

 住友化学が開発したマラリアなど蚊を媒介とする熱帯感染症の予防において高い実績のある長期残効型防虫処理蚊帳を、イオンのプライベートブランドである「トップバリュ」とのダブルブランドとして共同で商品化したもの。

 アセアン地域では、依然として多くの人々がマラリアなど蚊を媒介とする熱帯感染症への感染リスクにさらされている。住友化学は、これまで蚊の防除に有効な蚊帳を主に公的機関への販売や寄付によって供給することで、同地域における感染リスクの低減に貢献してきた。

 今回、経済成長による消費者の購買力の増加が著しいアセアン地域におけるイオンの総合ショッピングモール等で、広く一般消費者に販売することにより、さらに貢献できる。

【編集:YK】

タイの新着ニュース