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2014年度ミスタイランド・ワールドにインタビュー=日本は憧れの国と語る
配信日時:2014年7月2日 8時45分 [ ID:659]
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2014年6月20日にミスタイランド・ワールドに輝き、賞金・賞品総額1800万円以上を勝ち取ったたメーヤーこと、ノンタワン・トーンレンさん(22歳)の日本へのメッセージを受け取ったので、タイ字紙に掲載されたインタビューと共にお届けしたい。
メーヤーさんは、タイ南部サムイ島への玄関口として知られるスラータニー県出身。身長173センチ、体重49キロ。バンコクのスタンフォード大学で経営学部に在籍しながら、音楽専門チャンネルで番組の司会も務めていた。もともと歌手志望として、ヤマハや芸能関係のコンテストにも多く出場。シリントーン王女や女王のトロフィーを勝ち得た経歴も持っている他、2010年アジアスーパーモデル・コンテストではファイナリストにもなっている。
筆者は偶然にもコンテストに出場する以前に別の取材でメーヤーさんと知り合ったのだが、彼女のその輝かしい履歴は全く知らなかった。そのため、フェイスブックなどで応援していたものの、タイでの美人コンテストは、何よりも色白が好まれていることから、正直まさか優勝するとは思っていなかった。コンテスト当日、友人のツイッターで彼女が優勝したことを見て驚き、すぐにお祝いの言葉を送った。
そして、以下のような返事がきた。
「このたびは、応援してくれてありがとうございます。日本にはまだ行ったことはありませんが、ずっと憧れていて、いま一番行ってみたい国です。遠くない将来に訪れたいと思っています。次のフィリピンでの世界大会もぜひ応援お願いしますね」
今後しばらく超多忙な彼女とは会うことも難しくなると思うと、一抹の寂しさも感じるが、何よりもこの輝かしい成功には筆者ならずとも、多くのファンや歌手仲間たちが喜んでいる。そして、次のステージは世界だ。
そこへ向けてのインタビュー記事がタイ字紙に掲載されたので翻訳してお届けしたい。
今回の受賞について、今の気持ちは?
「夢のようです。2年前にチャレンジした時には、予選落ちしていましたので、候補者が10人から5人になった時に、そこに入れただけで、すでに興奮していました」
その時と今回は何が違ったのでしょう?
「まるで全てが違うと思います。前回は、私らしさを表現するためにどうすればいいのかも分かりませんでしたし、できませんでした。でも、今回は、最初のラウンドから最後の1秒まで、私らしさを表現できたと思います」
今では、前回からと何が進歩したのでしょう?
「前回に学んだ多くのことを今回は改善できたと思います。また多くのコンテストに参加して、海外での経験も積んだことで自信がついたと思います。今は、次のアジア大会の場であるフィリピンに向かう心の準備もできました」
このコンテストで何を期待してましたか?
「優勝してミスタイランド・ワールドになることでした」
こういうコンテストでは、色白が好まれますが、ご自身がそうではないことについては、どう思っていますか?
「正直言って、審査員の印象を知るのが怖いです。私以外はみんな色白な人ばかりでしたから。タイの人の多くは、こういう肌を好みません。でも、私らしさをしっかりと表現することを心がければ、肌の色は関係ないはず。それは、この受賞で証明できたと思います」
次に控える世界大会でも、自信を持って表現できると思いますか?
「自信はあります。たぶん、最終選考まで残るでしょう。そのとき、審査員の多くは、褐色の肌が好きな欧米の人ですから」
すでにたくさんのファンがいるようですが?
「そうです。前回の時から応援してくれています。みんな次は絶対に大丈夫と言ってくれていて、今回はきっと優勝できるからと励まし続けてくれました。今、こうしてその応援に応えることができました」
2010年度のミスだったシリラット・ルアンシーがアイドルのようですね?
「そうです。理想としてずっと目標にしてきました。何度か一緒にお仕事をしましたし、相談にも乗ってもらいました。また、彼女が常日頃から努力を惜しまない人だと他の人から聞きました。彼女も最初は落選して、努力をして、栄冠を勝ち取ったんです」
コンテストへの参加について、ご両親は何か言っていましたか?
「はじめは言わなかったんです。最初は兄に相談しました。その後に母に電話で挑戦したいと打ち明けました。母は全力で応援すると言ってくれましたので、決心したんです。でも、他の人には言いませんでした」
今、ミスタイランド・ワールドになって、ご両親に言いたいことは?
「娘はやり遂げました。ここまで来られたのは、お父さんとお母さんのおかげです。私は審査員が怖かったんです。それでステージに上がる前にこっそり持ってきた本を開きました。そこには、母からの応援の言葉が書いてありました。それを読んでからステージに上がったんです」
ミスワールド世界大会に向けて、何か課題はありますか?
「体重を増やしたいと思っています。2013年度ミスワールドのメーガンさんには敵わないかも知れませんが、タイ人を代表して最高のミスタイランド・ワールドを表現したいです」
今このイベントが終わったらまず何をしたい?
「家族と過ごしたいです。父は普段、南部にいて、祖父母の面倒を見ているので、私は長い間ずっと会っていませんでした。このためにバンコクに出てきたばかりなんです。母は、少し前に来て、身の回りの世話をしてくれていました。それから体重を増やすためにも食べないといけないです」
世界大会への悩みが体重を増やすこととは、やはり普通の女性とは違う一面を覗かせたメーヤーさん。ぜひこれからも応援していきたい。
【翻訳/編集:そむちゃい吉田】
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