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新型コロナ感染拡大で「日本からフィリピンへの郵便! 大幅に遅延」東京―セブ・48日
配信日時:2020年9月2日 8時00分 [ ID:6634]

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eパケット送り状(上)、フィリピン郵便局 112ペソのレシート(下)

 2020年9月1日、新型コロナウィルス感染拡大を防止するための外出制限が6カ月目に入っているフィリピン。航空機や船舶の運航も大きく制限されており、郵便物の遅延も目立ったいる。

 7月15日に東京都内の郵便局から、フィリピンセブ州宛に発送した航空郵便「国際eパケット」(2Kgまでの荷物がEMSよりも少し安く送れる。2,360 円)は、到着まで48日かかった。瓶入りのサプリ・アサヒグループ食品のエビオス錠(2000錠入り)も損傷なく届いた。マニラに到着したのは7月28日。そこからセブ州マクタン島ラプラプ郵便局までは約1カ月だ。

 日本郵便の追跡サイトではフィリピンマニラ到着時まで追えるが、それ以降はフィリピン郵便局のサイトでの追跡になるため、荷物がどの地域に到達しているのか分かりにくい仕様。

 ラプラプ郵便局から、受取人の携帯宛のショートメールで手数料や荷物を取りに来るようにとの案内メールが届く。サプリメントを中心に日本円で8,000円相当の荷物を送ったところ、関税は0円で、受取手数料112ペソが徴収された。

 新型コロナの影響で多くの郵便物が滞留しており、今後さらに遅延が激しくなる恐れもある。

【編集:Eula Casinillo】

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