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平井正昭氏・エストニアを舞台にした 日本発の詐欺的事件ー中国人にも被害広がる
配信日時:2020年10月17日 6時00分 [ ID:6734]

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フィリピン ダバオのイメージ

 2020年10月15日、東京地方裁判所704号法廷(稲玉祐裁判官)で、平井正昭氏に損害賠償を求める民事裁判が始まった。

 辺りの様子を気にしながら出廷した平井正昭氏は、ペットボトルを持参し少し不安げな表情だった。9月17日が初公判だったが、被告も代理人弁護士も現れなかったことで、約1カ月遅れで裁判がスタートした。

 今回の訴訟は、株式取得などを条件に、原告が1000万円の現金を平井正昭氏に預けたが、実行されなかったため1000万円の返還を求めたもの。

 平井正昭氏(Gホールディング株式会社・東京都千代田区外神田6-2-8)は複数の法人を設立し、エストニアなど海外を舞台に、詐欺的行為に近い実現性の低い投資案件を紹介し、多くの投資家から資金を集めていた。

 暗号通貨アースパワーコインのICOでは、韓国の取引所で上場すると告知していたが、途中からシンガポールで株式の上場を行うと公言していた。フィリピンでのビジネスも、ドゥテルテ大統領ファミリーと親しげであることをアピールしていたが、権威を利用した架空の作り話ではないかとの見方もある。

 事情通によると、中国深センでも繰り返し投資勧誘を実施し、多くの投資家から現金を集めた可能性が高い。被害総額は5000万円~1億円程度に膨らむのではないかと見られており、一部の投資家の間では集団訴訟も検討されているという。

【編集:LK】

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