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タイ人の日本旅行はもはやブームではなくてトレンド
配信日時:2014年7月9日 10時33分 [ ID:681]
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2014年7月7日、タイの英字紙バンコクポストによると、日本政府が観光バスの安全基準を厳しくしたことによるコストの上昇により、日本へのパッケージ旅行の代金は平均20%上昇しそうだという。
タイ旅行代理店協会(TTAA)によると、2013年に日本政府がタイ人観光客に短期滞在(15日間)のビザを免除して以降、タイ人旅行者の日本への人気は急激に高まった。旅行代理店の間では価格戦争が起き、パッケージ旅行で4万~6万バーツ(約12万~18万円)だった価格が3万バーツ(約9万円)まで下がったものもある。
最近、存在感を増しつつある格安航空会社(以下、LCC)の座席を予め確保できれば、パッケージ旅行の価格を据え置けると考えている旅行業者もある。
タイエアアジアXは、成田―バンコク間は毎日1便、関空―バンコク間は週に5便、9月1日から運行を開始する。ジェットスター・アジアは、最近、福岡―バンコク便を新たに就航させた。
タイ人旅行客の要求は厳しく、競争も厳しい。顧客を引き止めるためには、今の価格を維持せざるをえないかもしれない、とタイ旅行代理店協会のスパレーク会長は語った。
ホテルズ.コムによる最新の調査では、昨年、タイ人の旅行先はアジアが中心で、そのなかでも、東京、香港、シンガポール、大阪、カンボジアのシェムリアップの5都市が上位であった。
タイの軍事政権によるコメの高額買い取り政策に対するコメ農家への迅速な支払いと予算施行の承認は、2014年後半における経済全体の上昇につながる。景気回復の見込み、および良好な旅行環境のおかげで、今年のタイ人の海外旅行者数は昨年の570万人から2桁台の増加が見込める。
過去においては、タイ人の海外旅行は富裕層に限られていたが、LCCの出現で、より多くのタイ人が海外旅行できるようになった。2015年のアセアン経済共同体による完全自由化で、レジャーおよびビジネスでの域内旅行は加速する、とタイ旅行代理店協会は予想している。
【翻訳/編集:YK】
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