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木村武弘 暗号通貨エンジニア 東京高裁で敗訴! カザフスタンを舞台に詐欺的トラブル、被害者の輪広がる
配信日時:2021年1月3日 8時15分 [ ID:6867]

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暗号通貨のイメージ

 2021年1月3日、カザフスタンを舞台にしたマイニング管理運用を行っている株式会社KBMJi 代表取締役 木村武弘氏。多くの投資家を騙し詐欺的な手法での被害が広がっている事が分かった。被害者の会を作り刑事告発を行おうとの声も大きくなってきた。

 地裁で敗訴した事件で上告し、東京高裁でも木村氏の主張は一切認められず敗訴になっていた。

 東京高裁から、1100万円を投資家に返還するよう判決を受けている。「東京高裁第16民事部2020年6月18日判決・岩井伸晃裁判長・事件番号 令和元年(ネ)第5160号 和解金請求控訴事件」

 判決から6カ月以上経過しているが、被害にあった投資家への1100万円の返還は行われていない。被害者によると「木村武弘氏は都心の高級マンションで暮らしているが、お金が無いと惚けており、連絡も一切してこない。誠意もまったく感じられない」と嘆く。

 また別の被害者は、民事調停を東京簡易裁判所で行おうと試みたが渦中の木村武弘氏は現れなかったため、東京地裁に被害を訴えた。

 この被害者は2018年9月頃にマイニング機器を購入し、木村武弘氏の管理のもとでカザフスタンのマイニングファームで運用を行っていたが、採掘されたビットコイン等の暗号通貨を木村氏が引き渡してこなかったという。

 木村武弘氏の説明は一貫性がなく、論点をすり替えたり、数々の不審な点があることから、海外業者と共謀して不法行為を行っていた可能性もありそうだ。

【編集:LH】

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