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厨房は、ロボットにおまかせ! 韓国軍
配信日時:2021年9月1日 6時00分 [ ID:7408]

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韓国料理のイメージ

 2021年中にも、韓国陸軍は、厨房をロボットに任せる。理由としては、現コロナ禍における炊事兵の負傷のリスクや業務負担を減らすためとしている。

 そんなに危険な調理場なのか。炊事兵同士が包丁を持っての喧嘩などが日常茶飯なのだろうか。炊事兵は、炊事の技術を覚えることで、除隊後にその技術で起業も出来る。将来に向けて欠かせない技術習得の場ではないのだろうか。

 ロボットは、今まで炊事兵が過酷な作業として行っていた高温調理メニュー(揚げ物や炒め物、汁物)に使われる。揚げ物だけでも、2台のロボットで1500人分の調理ができる。炒め物や汁物は、アタッチメントを変えるだけで、調理時間の10%が短縮できる。

 まったく調理場に炊事兵がいないわけではなく、材料の投入や味見を行うとのこと。特に味見に集中できるようになるから、軍隊の食事クオリティもあがるとしている。

 炊飯や米磨ぎ、盛り付けも、ロボットに任せる。今年中に導入し、はやくも来年早々には、新築される陸軍の食堂などに配備される。これは固定の食堂だけでなく、野戦部隊にも帯同していくという。

 軍隊は大人数だ。炊事の大変さもあるだろう。しかし、揚げ物や炒め物、汁物や炊飯、米磨ぎや盛り付けを過酷とするならば、一般家庭の主婦はいったいどうしたらいいのだろう。いや、ファミレスなど日本の外食産業では、ロボットでなく、一部機械化している。なぜロボとなのか、かの国の考えは理解できない。

 また、離島や山間部の奥地配送には、ドローン化も進めるとのこと。そのために、陸軍の一部隊が「商用ドローン試験部隊」になった。すぐそこ、未来のAmazon物流部隊かよ! 。

 機械にはメンテナンスが必要だし、人間のような柔軟性もない。さらに壊れる。でも、最新メカを使ってみたいのだろう。こんなに安易で幼稚な軍隊で、いいのだろうか。

【編集:fa】

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