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三谷産業、富士通と共同出資でベトナムに会社を設立
配信日時:2014年7月29日 0時26分 [ ID:742]

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富士通の子会社である富士通ベトナム・コンピューター・プロダクツ株式会社。

 2014年7月24日、三谷産業は、富士通の子会社であるベトナム富士通コンピューター・プロダクツ株式会社(以下、FCV)との共同出資で、車載用複合ユニット製品の生産会社を設立する、と発表した。

 三谷産業のベトナムにおける子会社であるオリオール(Aureole)ビジネス・コンポーネント&デバイス株式会社(以下、ABCD)とFCVは、それぞれが保有する技術・ノウハウを集約し、樹脂成形品の製造からプリント基板ユニット組み立ておよび最終検査までの一貫生産体制を構築することにより、生産性および技術レベルの向上、納期短縮が図れると判断、三谷産業とFCVの共同出資で、車載用複合ユニット製品の生産会社を設立することに合意した。

 新会社名はオリオール・ユニット・デバイス製造サービス株式会社(以下、ADMS)とし、資本金は200万ドル(約2億円)で、三谷産業が68%、FCVが32%出資する。工場稼動は2015年3月を予定し、従業員130人で樹脂成形品・複合ユニット製品(電子部品・樹脂成形品)の製造を行なう。

 ADMSでは、これまでABCDドンナイ工場で行なってきた樹脂成形品製造を移管し、さらに新規ビジネスである複合ユニット製品の生産も開始する。

 一方、ABCDドンナイ工場では、金型製造を継続するとともに、トレーニングセンターを設置し、樹脂成形品の技術育成も行なう。

【編集:YK】

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