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【フィリピン台風22号被災】NPO Cebu Wish Inc.寄付のお願い
配信日時:2022年1月6日 7時45分 [ ID:7760]

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現地の子どもたち

 2022年1月6日、NPO Cebu Wish Inc.は、幅広く寄付のお願いをしている。

 「2021年12月17日にフィリピンを通過したスーパー台風オデットの影響で現在も停電、断水が続いています。復旧には1-2カ月かかる見込みです。電柱はなぎ倒され、支援地では多くの人々が家を吹き飛ばされました。現在飲水やガソリンなどを手に入れるため10時間ほど並んでも手に入れることができない人々がたくさんいます。

私たちも雨水や井戸水を沸かして使っている状態ですが、プロパンガスももはや売っていません。

物価は日々高騰し、食べ物を手に入れることさえ困難な人達が増えています。

悲惨な状況の支援地の方に食事や飲み物、生活必需品を届けたいと思っています。

皆様もコロナ禍で大変な生活を送られていることと思いますが、コーヒー1杯分でもご寄付を頂ければ幸いです」と伝えている。

 日本政府は、第一回の緊急援助としてシンガポールのJICA備蓄倉庫から、小型発電機(ガソリンを燃料に、最大出力2,4Kw)30台、ポリタンク500個、テント6~10人用100本、スリーピング〈簡易寝具〉500セットなどを12月23日マニラに届けたが、全く足りない状況だ。

 NPO Cebu Wish Inc.では、福島南ロータリークラブ・ロータリークラブオブセブ・セブ日本人会の協力で、飲料水ボトルの配布を実施したほか、発電機の手配も行っている。

 NPO Cebu Wish Inc.は、フィリピン・セブの貧困家庭とそこに育つ子ども達へ支援を続けている。フィリピンの法律のもと正規登録された、セブ州マクタン島ラプラプ市のNPO法人。1991年から活動を開始している。

【編集:af】

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