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【タイ】感染者が高止まりの中で進む共存《バンコクの現状レポ・その1》
配信日時:2022年3月24日 12時00分 [ ID:7913]

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バンコクの地下鉄車内の様子

 2022年3月24日、タイでは新型コロナの新規感染確認者27,024人、死者82人と発表された。新規感染確認者が連日高止まりなままで推移している中で、庶民の生活はすでにウイズコロナへと進んでいる現状を見てきた。

 タイへの入国制限が4月1日から、72時間以内のPCR検査陰性証明は不要なるなど、またハードルが一段下がる。こうした状況の中で、バンコクの街中には以前のような人通りで、すでに以前の日常がほぼ戻ってきているように見える。かつての第3波、第4波の際には厳しく制限されていたタイマッサージ店や飲食店の営業はすでに通常に戻っている。

 驚いたのは、郊外の深夜営業タイスキ店が、午前1時過ぎでも満席で順番待ちで並んでいたことだ。ほぼ全て若者たちで占められていたが、店内には活気のある話し声も響いていた。とはいえ、店内外でもマスクはきちんと着用していた。

 バンコクには、朝夕の渋滞もすでに戻っており、街中には欧米人観光客の姿もチラホラ見かけるようになった。感染は怖いが、しっかり感染対策さえ取ればマイペンライ。もう新型コロナにかまっていられない、背に腹は変えられないというのが現実なのだろう。


【取材:そむちゃい吉田】

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