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【コラム】興味深い、韓国司法
配信日時:2022年5月12日 6時00分 [ ID:8027]

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韓国のイメージ

 韓国人男性は、日本人女性を「すし女」と呼ぶらしい。韓国人女性は「キムチ女」。韓国もまた男社会ではあるが、一般女性を守る法律が多いので、どうしても自分を大きくみせるために言葉、いや隠語で上に立とうとしているのかもしれない。韓国=キムチはわかるが、日本=すしとは、なんとも発想のレベルが低い。

 とある韓国人男性が、コロナ禍である2020年5月に、来日して大阪を訪問した。そこで、出会い系サイトで知り合った女性と酒を飲み、ホテルに連れ込んだ。あくまでも、日本人に見える女性であって、出会い系サイトで韓国人男性と会話ができる女性で国籍はわからない。なのに、男性は、日本人女性とSEXができたことに舞い上がって、眠りこけている女性の写真を撮りまくった。すかさずそれをSNSにUPした。もちろんバズッた。生中継状態だから、もちろんのことで「次! 次ちょうだい」と見ていた韓国人から声があがった。

 ネット警察はいるもので、韓国に戻ってすぐ男性は逮捕され、ほぼ2年かかって、2022年3月に執行猶予付きの有罪になった。

 しかし、この裁判に「被害者」はいなかった。韓国ネット界でこの女性の女体は魚拓を取られ有名になったが、出会い系で会った以外の身元がまったくわからないからだ。被害者のいない犯罪…日本では、被害者本人が訴えてはじめて親告罪になるし、本人がしらを切っても、確実に特定される場合近親者が告訴できることもできる。ただ、示談でうやむやにされることのほうが絶対多い。

 この女性はいったい何者なのか。加害者男性は「すし女」と呼ぶが、意外と同じように旅行で日本に来ていたり、または日本に住んでいる同胞「キムチ女」かもしれない。

 韓国では当たり前、かつ、ありもしない事実にされている売春ではなかったらしい。裸体写真を撮ったのは公序良俗に反するだろうが、お金を支払っていると支払っていない合意ではまったく意味合いが違うからだ。お商売にしている人は、薬剤を仕込まれても味でわかるだろう。さらに、写真を撮られるほど泥酔はしない。

 1998年に日本でも、40歳までの青年しか所属できない団体が、女体盛りということをして語り継がれている。あの女体になった女性は、ネット上では永久に、刺身の乗った裸体が晒され続けていくわけだが…「すし女」という呼び方を見て、それを思い出した。

 被害者が誰かわからないのに、刑罰を処す。執行猶予だったにせよ、韓国の裁判所もやるのだな。ゆきずり、一夜の過ちで大阪の夜に心当たりがある女性は、名乗り出てみてはどうだろう。韓国での謝罪と言うのは、死んでからも補償金を払ってくれるというシステムがあるのだから。

【編集:fa】

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