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いよいよ解禁! タイ旅行でマニア垂涎の飛行機カフェを楽しもう
配信日時:2022年6月13日 10時00分 [ ID:8097]

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スワンナプーム空港にも近い「747 Cafe」 https://www.facebook.com/747CafeLadkrabang/

 2022年6月、タイと日本がそれぞれの入国制限を大幅に緩和し、ほぼ以前通りに行き来ができるようになってきた。タイ好きの間では、すでにエアチケットの手配を始めている人も少なくないようだ。そこで、今タイ人に注目されている観光スポットとして、飛行機に乗れるカフェを紹介しよう。

 飛行機カフェとひと言でいっても、そのスタイルにはいくつかある。広い敷地に機体が展示されているだけのところ、内部がリニューアルされて、飲食ができるようになっているところ、そして操縦席にフライトシュミレーターが設置されているところなどだ。以下にそれぞれの特徴を紹介しよう。

<バンコクエリア>

MD-82 cafe
オンヌット通り86と88の間にあり、ノックエアーで使われていた機内にフライトシュミレーターがあるのはここだけ。機内はカフェというよりレストラン並みのメニューで日本料理もある。

747 Cafe
タイオリエント航空の747型ジャンボジェットを利用。2階にある操縦席もそのまま座れるようになっている。CAやパイロットの貸衣装があり、その買うこともできる。総改修費に約2億円かけたとして話題にもなった。先ほどのオンヌット通りを東進したスワンナプーム空港に近いエリアにある。

ChangChui creative park
現代アートとともに飛行機が展示されているが、訪問客の目的は中古品のフリーマーケット。 飛行機の内部に上がることはできない。レッドライン、タリンチャン駅からタクシーで約10分

<パタヤ地区>
Coffee War 331 Station
パタヤから南下したサタヒップ地区にあり、周辺に軍事施設が隣接しているせいか、敷地内はミリタリーパークになっていて、射撃場もある。全部で3機ジェット旅客機があり、その内一機の内部がカフェーに改装されている。

<チェンマイ>
AIR DIAMOND CAFE & HOTEL
チェンマイ市街から約30キロ北上。現行機種でもあるA330-300型をカフェとして利用。敷地内に宿泊施設もある。

<コラート>
Airways land
東北部ナコンラチャシマーの中心から約100キロ北上したコンケーン県手前のシダー地区にある。機内にも入れるようだが、機体が置いてあるだけの公園といった趣きなので、どこかへ行く途中の休憩に利用する感じだいいだろう。

Airplane park Korat
中心部から約20キロ南下したところにあり、展示されているボーイング747の機内に上がることもできる。敷地内でキャンプもできる。ここを目的とするのではなく、途中のついでに休憩がてら寄るという利用がいいかもしれない。

 他にも、チャチェンサオのバンパコン「coffee123」や中部のナコンパトム「Niagara N Garden」、北部ピサヌローク「タップファーカフェ(タイ語表記)」など、敷地内に機体が展示されているカフェが点在している。また、ドンムアン空港近くには機内食が食べられる「In Fright Cafe」などもある。それぞれ上記の英語表記の名称で検索するとマップや詳細ページが検索できるので、興味のある方は調べてみて欲しい。

 タイ人達はすでにタイ国内で新しく開発されたり、再整備された観光スポットを巡り始めている。いよいよ本格的なタイ旅行ができるようになるからには、これまでと少し目先を変えた旅行もいいだろう。


【執筆:そむちゃい吉田】

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